小さな蜂の巣を見つけたら危険?種類と対処法解説
庭先やベランダ、軒下などで小さな蜂の巣を見つけると、どう対処すべきか迷うことでしょう。まだ小さいから大丈夫だろうと安易に考えるのは危険です。蜂の種類によっては、巣が小さいうちから攻撃性が高く、不用意に近づくと刺されるリスクがあります。特に注意が必要なのは、スズメバチやアシナガバチの巣です。これらの蜂は、巣が小さくても女王蜂が活発に活動しており、働き蜂が増え始めると急速に巣が大きくなり、危険度も増していきます。初期の巣はとっくりを逆さにしたような形や、シャワーヘッドのような形をしていることが多いです。ミツバチの巣は比較的おとなしいですが、巣が大きくなると駆除が難しくなるため、小さいうちの対処が望ましい場合もあります。まずは巣を作っている蜂の種類を特定することが重要です。スマートフォンで写真を撮り、インターネットで調べたり、専門家に見てもらったりすると良いでしょう。蜂の種類と巣の場所、大きさを把握した上で、駆除が必要かどうか、自力でできるか、専門業者に依頼すべきかを判断します。一般的に、巣の直径が5センチメートル以下で、手の届く低い場所にある場合は、適切な装備と手順を踏めば自力での駆除も可能とされています。しかし、少しでも不安がある場合や、巣が高所にある場合、蜂の種類が特定できない場合、アレルギー体質の方は、無理せず専門の駆除業者に相談することを強く推奨します。小さいからと油断せず、正しい知識を持って安全に対処することが何よりも大切です。